井上尚弥「百点つけていい」 ボクシング23年表彰式

ボクシングの優秀選手表彰式でポーズをとる、(左から)堤聖也、寺地拳四朗、井上尚弥、昼田瑞希、那須川天心=19日、東京都内

 ボクシングの2023年優秀選手表彰式が19日、東京都内で開かれ、6年連続7度目の男子最優秀選手賞に輝いた30歳の井上尚弥は「納得のいく内容で勝てて、統一できた。百点をつけていい」と喜びを口にした。史上2人目となる2階級での世界主要4団体王座統一を果たした。

 昨年7月にスーパーバンタム級初戦でスティーブン・フルトン(米国)にTKO勝ちして4階級制覇した一戦は世界戦年間最高試合に選出。12月には2団体王者同士の対決でマーロン・タパレス(フィリピン)にKO勝ちし、KO賞は4年連続の受賞となった。

 技能賞は寺地拳四朗、新鋭賞は那須川天心が受賞。女子最優秀選手賞には昼田瑞希が選出された。

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