北海道のとある水族館のSNSで、愛嬌たっぷりなアザラシの動画が公開され、一躍話題に。約5万のいいねを集め、みんなを癒してくれています。
アザラシのもるちゃん「ごはんが恋しくて荒ぶっていた」
この水族館は北海道室蘭市にある『室蘭民報みんなの水族館(市立室蘭水族館)』。愛嬌を振りいてくれているのは、2019年3月生まれの「もるちゃん」です。30~40年生きることもあるというアザラシの世界では、まだまだ遊びたい盛り。その姿に「かわいすぎる!」「ご飯あげたい衝動が止まらん」「こういう動画ばかり見ていたい」など多くのコメントが寄せられています。動画を投稿したスタッフの高山さんによると、
海からの取水量をチェックしようと思って歩いていたところ、もるちゃんがすごい勢いでパタパタしていたので速攻で撮りました(笑) ちょうど海獣たちのごはんの時間帯だったので、ごはんが恋しくて荒ぶっていたようです。
なんでも、もるちゃんのこの動きは「結構な頻度でやってる」そうなので、エサやりの時間に出会えたらラッキー!この「パタパタ」に癒やされましょう。
2023年にSNSでバズった「ケロリン桶のさつきちゃん」も
水族館に9頭いるアザラシたちは、全員が一芸をもつプロ集団。「ケロリン桶を持つ姿がかわいすぎる!」と、昨年突如脚光を浴びた「さつきちゃん」をはじめ、早朝まだ水を入れてないプールを滑りまくる「ほごちゃん」や、陸に上がって腹太鼓を打つ「かおるさん」、ひたすら水槽のアクリルを連打するオスたちなど、とっても個性豊かなアザラシたちが出迎えてくれます。
ケロリン桶のさつきちゃんは全国ニュースで話題に
北海道で最も古いほのぼの水族館『室蘭民報みんなの水族館』
こんなに愛くるしいアザラシたちがいる『室蘭民報みんなの水族館』は、昭和28年にできた“北海道最古の水族館”。開業当時の姿を残す建物は今も現役で、「車窓型展示」と呼ばれる昔ながらの展示方法はいまや貴重。
スタッフが実食した感想を伝える「旨いレベル」は、メディアに取り上げられ有名になりました。
施設ではお魚のほかアザラシやペンギン、トドなどの海獣類に会えるのはもちろん、豆汽車やメリーゴーランドに観覧車などがあるミニ遊園地もあり、小さな子供連れからの評判も上々。函館や札幌から訪れる方も多いそうです。
2024年のオープンは4月26日(金)から!
すぐにでも会いに行きたいところですが、市立室蘭水族館はただいま冬季休館中。来季のオープンは2024年4月26日(金)だそうなので、GWのお出かけ先にモーレツおすすめ! かわいいもるちゃんたちに会いに行きましょう!
室蘭民報みんなの水族館(市立室蘭水族館)
■所在地:室蘭市祝津町3丁目3−12
■営業時間:9:30~16:30(GW、お盆休み期間は~17:00)
■定休日:開館期間中無休、10月下旬~4月下旬まで冬季休館
■入園料:大人 400円、高校生 200円、室蘭市内在住の1歳~中学生 無料、室蘭市外在住の1歳~中学生 100円、0歳児 無料(個人)※団体割引有
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ライタープロフィール
編集ライター 佐藤 大輔
旅行会社→世界一周→旅行雑誌社を経て故郷室蘭にUターン。室蘭市初の地域おこし協力隊としてまちの観光PRやアウトドアイベントの運営に携わり、現在はBROCKEN(ブロッケン)の屋号で、各地のクリエイターと協働し雑誌やWebの企画編集やロゴデザイン・映像制作など広く請け負う。