巴克図口岸の貿易、新年も好調を維持 中国新疆ウイグル自治区

巴克図口岸の貿易、新年も好調を維持 中国新疆ウイグル自治区

 【新華社ウルムチ2月19日】中国新疆ウイグル自治区ウルムチ税関がこのほど発表したタルバガタイ地区塔城(チョチェク)市にある巴克図口岸(通関地)の2023年のモノの貿易量は、前年比82.4%増の62万7千トンで、過去最高を更新した。

 同口岸の貿易は24年に入っても堅調な伸びを維持し、好調なスタートを切っている。1月30日の出入境車両は延べ328台で、うち入国は55台、出国は65台、輸出商品車は208台で、1月の最高記録となった。

 塔城税関の統計によると、23年の巴克図中国カザフスタン「辺民互市貿易」(国境付近の住民間の自由市場での取引)の輸入貨物総額は4億3700万元(1元=約21円)となり、自治区の1位となった。うち94%が加工貿易で、取引範囲は周辺4カ国の30品目以上に拡大し、国境地帯の住民4千人以上に350万元超の増収をもたらした。

 同税関は24年、引き続き通関手続きの最適化を図り、国境貿易の革新的な発展を促し、新たな辺民互市の質の高い発展を推進していく。(記者/丁磊)

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