大竹「時代の兼ね合いっていうのはどうなのかなって」日本3大奇祭・蘇民祭が千年以上の歴史に幕

タレントの大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)。2月19日の放送では大竹が、経済アナリストの森永卓郎氏と共に、日本3大奇祭の蘇民祭が関係者の高齢化、担い手不足により17日の開催をもって1000年以上の歴史に幕を下ろしたニュースを取り上げた。

大竹 なんかこういうのが段々世の中の流れにそぐわなくなってきて、このお祭り以外にもこういうその地にちなんだ1000年以上続いているお祭りがなくなっていっちゃうんですか?

森永 みんな上澄みで、綺麗事だけでお祭りを続けようとしてるんですけど、お祭りっていうのは本来下品なものなんです

阿佐ヶ谷姉妹 渡辺江里子 下品なもの(笑)

森永 なんというか、一年静かに過ごしてきた中でドカンと爆発するような捌け口みたいに行われてきたもので。それが晴れの日だったんです。だから私はね、JRが蘇民祭のポスターの掲示を拒否したわけですよ。髭もじゃのおじさんの

大竹 何年か前にね

砂山圭大郎アナウンサー 2008年ですね

森永 そう。でもお祭りは下品なんです本来。だからいいじゃん下品でって私は思います。

大竹 地方でね、例えば徳島の阿波踊りなんかがやっぱり観光用というか、経済効果と相まって宣伝されていっちゃって…みたいな形もありますけど。一方でお祭りは森永さんの言う爆発と、庶民の憂さ晴らしみたいなところがあって。これと時代の兼ね合いっていうのはどうなのかなっていう気がね…

江里子 地元それぞれの方々のね、それこそ1000年ってすごい歴史ですよね

阿佐ヶ谷姉妹 木村美穂 終わっちゃうっていうのも勿体無いわね

江里子 色んな情報が広がっていって、部外者っていう言い方はあれだけど、よその人があれどうだ、これどうだって言うのも変な気もしますけどね

大竹 その村その町で特有のものが対外的に広まっていってしまったみたいな。黙っておけばよかったみたいなところもありますよね

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