福岡の高2男子が死亡 21年、いじめ被害の遺書

 東海大付属福岡高(福岡県宗像市)で2021年3月、剣道部所属の2年の男子生徒=当時(17)=が、部活内でのいじめ被害を訴える遺書を残して自殺していたことが19日、学校への取材で分かった。学校側は20日に記者会見を開き、事案の概要や第三者委員会の調査結果を公表するとして、詳細を明らかにしていない。

 県によると、第三者委は学校が設置。23年12月に学校側から「いじめによる重大事態の報告書」の提出を受けた。県も独自に調査を実施するかどうか検討しているという。

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