車の「ウォッシャー液」をケチってしまいます。ただの水にお金を払わなければいけないことに抵抗があります…。

ウォッシャー液はただの水ではない?

ウォッシャー液とは、車のフロントガラスやリアガラスの汚れを落とすための液体です。ガラスに付いた汚れを落とすことで視界の曇りをなくして、快適な走行を維持するために使用します。液体の中にガラスの汚れを落としやすくする成分が含まれているため、噴射してワイパーでふき取るだけで、汚れを落とすことが可能です。

また、ウォッシャー液には別の役割もあります。フロントガラスやリアガラスが砂ぼこりで汚れたままの状態でワイパーを動かしてしまうと、ガラスが傷ついてしまう可能性があります。ウォッシャー液を使用すると、汚れを落とすとともに、ガラスとワイパーの摩擦を少なくすることで傷がつきにくくなります。

ただの水にお金を払いたくないと考えている方も、役割を知った上で、ウォッシャー液を使用しましょう。

ウォッシャー液の種類1:ノーマルタイプ

ガラスの洗浄効果のみを持つ、一般的なウォッシャー液です。ノーマルタイプでも、外気温が-5℃以上ならば、凍結することなく使用できます。

ノーマルタイプのウォッシャー液でも、オールシーズン用と記載のあるものは、外気温約-30℃までは凍結せずに使用可能です。気温の低い冬場での使用を検討している場合は、オールシーズン用がおすすめです。ノーマルタイプとオールシーズンタイプの販売価格の一例を紹介します。

※価格はすべて税込み
※各サイトを基に筆者が作成

ウォッシャー液の種類2:撥水(はっすい)タイプ

撥水タイプは、洗浄だけではなく、雨水や水滴をはじく効果を付与できるウォッシャー液です。撥水効果のあるウォッシャー液を使用すると、雨の日の運転でもガラスが水をはじき、視界が悪くなりません。撥水タイプの販売価格の一例を紹介します。

※価格はすべて税込み
※各サイトを基に筆者が作成

ウォッシャー液の種類3:油膜除去タイプ

油膜除去タイプは、ガラスに付着した油分も、汚れと一緒に落としてくれるタイプのウォッシャー液です。車のガラスには、排出ガスに含まれる成分や、車のワックスによる油膜が付着します。ノーマルタイプで汚れの落ちが悪いと感じた場合は、油膜タイプを試してみましょう。油膜除去タイプの販売価格の一例を紹介します。

※価格はすべて税込み
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ウォッシャー液の種類4:不凍・解氷タイプ

不凍・解氷タイプは、冬場の外気温約-30℃でも凍りにくいタイプのウォッシャー液です。不凍・解氷タイプのウォッシャー液を希釈してしまうと、成分が薄まって凍結を引き起こしてしまうこともありますので、商品の説明をよく読んでから使用しましょう。不凍・解氷タイプの販売価格の一例を紹介します。

※価格はすべて税込み
※各サイトを基に筆者が作成

ウォッシャー液は車の運転を快適にする

ウォッシャー液はただの水ではなく、ガラスの汚れを落とす成分を含んだ液体です。フロントガラスなどの汚れをそのままにしておくと、運転中の視界が悪くなったり、ガラスを傷つけてしまったりします。

これらのトラブルを防ぐためにも、ウォッシャー液での洗浄が必要です。どれも数百円から購入できますので、快適なドライブを維持し続けたい方は、ウォッシャー液を使用してガラスをきれいに保ちましょう。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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