「1日8000歩で1ポイント」デジタル地域通貨”まにこいん”の「健幸ポイント」19日から利用開始【岡山】

運動をするとポイントがたまるシステムです。真庭市のデジタル地域通貨「まにこいん」に健康管理機能を新たに追加、市民の健康づくりをサポートします。

真庭市は、去年1月からデジタル地域通貨「まにこいん」の運用を始めています。利用はスマートフォンのアプリで行い、現金をチャージ機でデジタル通貨に交換。市内およそ180の加盟店で利用すれば、100円につき1ポイントがたまります。市内で経済が循環する仕組みを整えることで、地域経済を活性化させようというものです。そして…。

(真庭市健康推進課 山﨑博子課長)「本日より市民の生活に密着した機能として健康管理機能をスタートします」

きょう(19日)から利用が始まった新しいサービス「健康管理機能」の説明会です。毎日の歩行数や体重、血圧の変化などをグラフで確認できるようになっています。真庭市民は毎月の歩行距離が全国平均より1キロほど少ないといい、車中心で生活する市民の運動不足を解消してもらうことが狙いです。

(真庭市健康推進課 山﨑博子課長)「このアプリを活用して運動習慣、健康管理に役立てていただきたい」

1日8000歩あるけば1ポイント、これを月に10日以上続ければ100ポイントと、30日で最大160円分の「健幸ポイント」がたまる特典を設けることで運動の継続を促します。さらに健康管理機能は、3月末までに登録すれば2000ポイントがもらえます。健康寿命増進の切り札となるか、真庭市の新たな取り組みです。

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