日本人の「魚離れ」はなぜ進む? 家で食べやすくなるといい!?

2月19日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーは「魚離れ」について考えた。水産等のデータによれば日本人の魚離れは2000年代に入って急速に進んでいる。魚介類の消費量がピークだった1989年に比べ、2021年のデータでは年間1人あたりの魚介消費量が43%も減っているのだという。

田村亮「(日本での魚介消費量が)下がっていくのは悲しいな」

西川あやの「亮さんは釣りもしますし。どうですか、ご自宅ではどれぐらいの頻度で魚、魚介類を食べますか?」

田村「毎日食べるわけではないし、もちろん肉も出てくるんですけど、自分でさばいて子供たちに食べさせたり、もしくは切り身にして奥さんに頼んだりする。干物にもする。ほかの家庭よりはたくさん食べているかもしれません」

西川「釣りに行って、おうちに持って帰って食べたりするんですか?」

田村「うん。イカタコは釣れたら必ず」

西川「タコって釣って、どう調理するんですか?」

山内マリコ「ゆでる?」

田村「ゆでる。まずは冷凍する。本当にとれたてのやつ、ぬめりだけ取って入れると堅いですよ。大根で叩いたり洗濯機で洗ったり、というのを見たことあると思いますけど。筋肉の繊維、ちぎらないと意外と堅い。僕らみたいな人だと、最初はポンッて冷凍庫にいきなり入れちゃう。そうするとぬめりも取りやすいし、細胞もほぐれて、ゆでたら柔らかくなります」

魚介類の消費量が減っているとはいえ、外食としての魚料理の人気は根強い。家で調理する機会の少なさが現状に結びついていると思われるが、それを打破するための取り組みも行なわれているようだ。

西川「魚離れといいますけど、地方へ行ったときの海鮮丼屋さんとか、湘南のほう、築地、豊洲のほうでも、インバウンド需要も含めてですけど、すごい人気じゃないですか。だから皆さん、外食ではお魚を召し上がっているんですね。家で調理するのが面倒だということで、スーパーで丸ごと買うことがあまりないのかなと」

田村「確かになかなか難しい。うろこぐらいは(店で)取ってくれているけど、そこから三枚におろして……のは普通の人には難しいかも。煮つけにしたり、塩焼きにしたりするぐらいの感じなのかな。逆にああいうの僕は買わない。釣る楽しみもあるし」

西川「いろんな理由がありますけど、『食べるのが面倒』というのもあるみたいで」

山内「ああ、骨があるからね。確かに」

西川「私、知らなかったんですけど、いまって骨なしのサバが、生の状態で販売されているんですって。水産加工業の方が抜いてくれているそうです。それはありがたい! 冷凍技術もすごく発達していて、あと規格外のお魚を活用した、魚料理のミールパックが毎月届くサブスクのサービスとか、いろんな取り組みはあるみたいです」

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