湘南・田中聡は「狩る」 川崎Fとの開幕戦”神奈川ダービー”へキーマン挙げ「潰せれば勝ちも見えてくる」

[写真:©超ワールドサッカー]

湘南ベルマーレのMF田中聡が開幕へ向けての意気込みを語った。

19日、Jリーグ開幕を前に「2024Jリーグ開幕 PR イベント」が都内で催され、野々村芳和JリーグチェアマンやJ1各チームの選手が登壇。全体でのトークセッション後、各選手がメディアの取材に応じた。

湘南を代表して登壇した田中は、「始まるんだなという気持ちを改めて感じる。期待に応えられるように頑張りたい」と、意気込みを語る。

鹿児島県指宿市でのキャンプを経て「去年から大きくメンバーも変わっていないので、上積みプラス新しいことにもチャレンジしていますし、早く試合がきてほしいです」と、自身も開幕を楽しみにしているようだ。

湘南は24日、川崎フロンターレとの"神奈川ダービー"が今季の初戦となる。

対川崎Fという点では「球際や走力の面で上回りたい」と語り、警戒する選手の1人に「ゲームを作れる選手」として山本悠樹を挙げた。ポジション上、マッチアップの可能性は高く、「自分がそこを潰せれば勝ちも見えてくると思う」と、ボランチ同士の勝負で上回りたい考えだ。

また、21歳の田中はパリ・オリンピック世代でもある。4月に控えるアジア最終予選などの代表入りへ向けては、さらなる技術向上を含めて、ま 湘南で結果を残すことが選出への一歩だと語った。

「(代表へは)現状では選ばれるのは厳しいと思う。まずはベルマーレで活躍して、そうすればメンバーに食い込んでいけるチャンスはあると思うので、まずはベルマーレで結果を残したい」

「自分の課題は攻撃時のビルドアップ。同じ世代のボランチと比較して、足下の技術やポジショニングなどが足りないと思っています。そこはチームでもトレーニングできているので、そういう部分を出せれば、メンバーにも食い込んでいけるのではないかと思います」

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