町田入りの谷晃生が開幕戦からいきなりの古巣戦 「すごく楽しみ」

FC町田ゼルビアGK谷晃生が「2024Jリーグ開幕PRイベント」に出席。[写真:©超ワールドサッカー]

今季からFC町田ゼルビアでプレーするGK谷晃生が今季に向け、意気込みを語っている。

青森山田高校を卓越した手腕で強豪校に押し上げた黒田剛監督のもと、昨季のJ2王者となり、初となるJ1の舞台に立つ町田。J1仕様の補強が施され、その注目選手の1人が代表歴も持つ谷だ。

チームは24日のホームで迎える開幕戦でガンバ大阪を迎え撃つ。今季を通じて最後尾を託されそうな谷は心を弾ませた。

「昨季から黒田さんが積み上げたものを僕ら新加入選手が理解していって、より洗練されたサッカーになってきている。町田史上初のJ1の舞台ということで、J1の経験が浅い選手が多いけど、逆に怖いもの知らずというか、そういう勢いをもって臨めるのかなと思う。すごいワクワクしている」

チームとしても、監督としても、初挑戦の位置づけだが、23歳GKは監督が掲げる目標に向かって全力を誓っている。

「黒田さんが最初のミーティングで『上を目指す』と言った。『優勝を目指す』と。シーズン中に良いときも悪いときもあると思うけど、クラブとして5位以内とか、ACL圏内を目指している。そのなかで、自分たちのやっていることを信じて乗り切っていけるかが大事。1試合ずつ積み上げながら、理想を追い求めながらも現実を見て戦っていきたい」

そんな谷はG大阪からのレンタル加入とあって、いきなりの古巣戦に。監督もダニエル・ポヤトス監督とよく知るが、様々な要素から警戒を解かず。一方で、湘南ベルマーレ時代は契約上の問題で出られなかったG大阪戦を楽しみにした。

「G大阪さんがどんなサッカーをしているのか開幕前だし、情報が少ない。新加入選手も入って、より洗練されてきているのかなと思う。さっきも言ったように、僕らはJ1での経験がない選手も多いし、フィジカル面などどう感じるのか楽しみな部分でもある。相性はやってみないとわからないけど、どっちにしてもすごく楽しみな試合」

昨夏にベルギー2部で初の欧州挑戦を果たしてから半年で国内復帰を決断した谷。この町田で活躍し、日本代表にも返り咲いていきたいところだ。

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