和歌山市LRT導入を継続して検討

自動運転など次世代の交通手段を検討している和歌山市は新年度(2024年)も自動運転の実証実験を重ねるほか、次世代の路面電車として注目されているLRTの導入についても引き続き検討を重ねていくことにしています。

和歌山市では、JR和歌山駅と和歌山城を経て南海和歌山市駅を結ぶ公共交通の整備に力を入れたいとしていて新年度もけやき通りで行っている自動運転バスの実証実験を自動化のレベルを上げて行うことにし、2025年度にはほぼ自動で運転出来るレベルまでに引き上げたい計画です。

また栃木県宇都宮市で導入され大人気の次世代型路面電車LRTの導入も引き続き検討していくことにしています。

定例の記者会見で尾花市長は実施時期については「事業者が名乗りを上げてくれることが最大の課題」という見解を示していて実施時期の見通しについては明言しませんでしたが、LRTがまちなかの交通手段や観光に重要だと考えていて、新年度も導入について検討を重ねていくことにしています。

このほか和歌山市では関西の鉄道事業者が開発したアプリと市内交通機関との連携などについて検討していくことにしています。

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