Nextorage、CFexpress 4.0対応メモリーカードおよびカードリーダー発売。撮影した高容量データの転送時間を飛躍的に短縮

Nextorageは、CFexpress 4.0対応CFexpress Type Bメモリーカード「NX-B2PROシリーズ」を2024年2月20日、CFexpress 4.0対応カードリーダー「NX-SB1PRO」を2024年3月中に発売する。小売希望価格は以下の通り。

■CFexpress 4.0対応CFexpress Type Bメモリーカード「NX-B2PRO」

  • 165GB:税込26,990円
  • 330GB:税込49,790円
  • 660GB:税込79,790円
  • 1330GB:税込157,990円

■CFexpress 4.0対応カードリーダー「NX-SB1PRO」

  • 税込14,900円

NX-B2PROシリーズ

NX-B2PROシリーズは、今後ハイエンドカメラ市場でサポートされることが予想されるCFexpress 4.0対応CFexpress Type Bメモリーカード。最大読み出し速度(3,900MB/s)、最大書き込み速度(3,600MB/s)、最低継続書き込み速度(3,400MB/s)において転送速度を実現。

独自の低電力消費技術「Dynamic Auto Power Save」を搭載し、動画撮影時の消費電力を低減。カメラのバッテリー消費を抑制する。さらに、転送速度の高速化に伴うカードの温度上昇を抑え、サーマルスロットリングの発生を抑制。安定した転送速度を維持できるのもNX-B2PROの特長としている。

高速で安定した読み出し/書き込み性能により、8K動画やRAW画質での高速連写撮影などにも対応。VPG400をサポートしているため、VPG400に対応したキヤノンEOS R3/EOS R5/EOS R5 Cと一緒に使用する際、安心して8K動画撮影ができるという。

容量も165GB、330GB、660GB、1330GBと幅広いラインアップで、高画質静止画から高速連写、8K動画など、撮影に合わせて選択が可能。様々な撮影シーンにおける安定した記録と、撮影後のデータ転送時間を短縮するCFexpress Type Bメモリーカードとしている。

なお、CFexpress 4.0非対応機器においてはCFexpress 2.0規格として転送を実現。現行のカメラでは従来のCFexpress 2.0規格と下位互換性があり、NX-B1PROシリーズと同等に安定した高画質動画撮影や高速連写撮影が可能としている。

NX-SB1PRO

USB 40Gbps(最大転送速度:5000MB/s)により、CFexpress 4.0(最大転送速度規格値:4,000 MB/s)対応のCFexpress Type Bメモリーカードの高速転送性能を最大限に引き出すカードリーダー。NX-B2PRO330G(最大読み出し速度3,900 MB/s)においては、データ読み出し速度3,300MB/sを実現する。

また、CFexpress 4.0やUSB 40Gbpsなど、各規格の転送速度高速化に伴う、カード本体、カードリーダーの温度上昇対策として、独自構造の大型ヒートシンクを開発。これにより、サーマルスロットリングの発生を抑制し、高速で安定したデータ転送を実現できるとしている。

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Nextorageでは、NX-SB1PROと各社PCなどCFexpress Type Bカードリーダー対応機器との互換性の検証を進めているという。動作確認済の機器情報はNextorage WEBサイト上で随時更新を予定としている。

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