県内の外国人労働者数 過去最高の8447人

令和5年10月末時点の県内の外国人労働者の数は8447人で、過去最多を更新したことがわかりました。

奈良労働局によりますと去年10月末時点の県内の外国人労働者の数は、前の年の同じ時期に比べて1300人余り増えた8447人でした。

奈良労働局が公表を始めた2017年以降、最多を更新しました。国籍別ではベトナムが全体の4割を占め、次いで中国となっています。産業別では製造業が3311人、次いで医療・福祉が1225人などとなり、中小企業を中心に人手不足を補う動きが見られます。

増加の要因について奈良労働局では、「新型コロナによる入国制限が解除されたことや、少子高齢化で人手不足が課題となるなかで外国人材に目を向ける企業が増えている」と分析しています。

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