30秒の動画でまちの魅力をPR ふるさとCM大賞 市町村から力作集う

30秒の動画でまちの魅力をPRする「ふるさとCM大賞」の審査会が17日行われ、それぞれの市町村が力作を披露しました。

奈良テレビ放送が主催する「ふるさとCM大賞」は、市町村の職員などが制作したまちの魅力を発信するCMの出来栄えを競うものです。

30秒の動画でまちの名所や特産品、地域の人たちのくらしなどを自由に表現します。

3回目となることしは初出場を含むあわせて25の市町村から力作が集まりました。

審査の結果、グランプリに輝いたのは宇陀市の作品。

市のシンボルマーク=市章の形に注目し、宇陀市がかつて4つの町と村が合併してできたことをコミカルに紹介した作品です。

このほか準グランプリには電車で通過するだけでは「もったいない」と市内の名所を紹介した生駒市の作品、3位にあたる協賛社賞には村を訪れた人によるごみの不法投棄が問題となっていることをメッセージにした川上村の作品が選ばれました。

グランプリを受賞

宇陀市 秘書広報情報課 徳地宏紀さん

「他の市町村のレベルが高くて、これはどうだろうというのもあったところなので、本当にびっくりして嬉しいです。このCMを見て宇陀市に来てみたいなと思っていただけたら本当に嬉しいですし、市内に住んでいる方にも見ていただいて話の種に使っていただけたら作ったかいがあったかなと思います」

「ふるさとCM大賞」の模様は、3月23日午後10時から奈良テレビで放送します。

なお制作されたCMは今後、実際のCMとして放送される予定です。

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