子どもの相撲大会 白鵬杯で頂点に 潟上市の小学6年生・佐々木陽希くん

潟上市の小学6年生佐々木陽希くんが東京で行われた子どもの相撲大会で優勝しました。大相撲の元横綱白鵬の宮城野親方が主催する白鵬杯。去年、決勝で敗れたこの年代屈指のライバルを破って日本一に輝きました。

潟上市の小学6年生佐々木陽希くんは東京で開かれた白鵬杯で優勝し、13日に新幹線で帰ってきた直後、そのまま秋田放送に来てくれました。東京から帰って、今何をしたいか聞くと「から揚げとあきたこまちが食べたい」と答えました。

日本のみならず海外からも少年力士が集まった白鵬杯6年生の部の決勝は去年、決勝で敗れた青森の選手との大一番です。相手は大会3連覇中とこの世代の絶対王者です。陽希くんは立ち合いで懐に入り込み、左をおっつけて土俵際まで押し込み、最後は投げの打ち合いとなりました。土俵際の攻防に物言いがつきましたが相手の背中が先に落ちていました。寄り倒しで陽希くんの勝利。小学生最後の大会で見事優勝し、日本一に輝きました。

元横綱が見守る中で手にした優勝トロフィー。日本一になっても変わらず愛嬌たっぷりの陽希くんは「押尾川部屋で親方や地元の人たちを喜ばせる、みんなに好かれる横綱になりたいです」と将来の夢を話してくれました。

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