佐藤二朗「8カ月11kg減」の役作り告白「人生初のダイエット」はネタ、ウォーキング中のセリフ練習で「不審者と思われないか」心配も

佐藤二朗が、2月17日に放送された『シューイチ』(日本テレビ系)にVTR出演。役作りで、人生初のダイエットに成功したことを明かした。

佐藤は、間宮祥太朗とダブル主演を務めた、3月15日公開の映画『変な家』のイベントに、共演の川栄李奈らとともに登壇。イベント後、番組の取材に応じた。

VTRでは、映画のタイトルにちなんで「変な私」というテーマでトークを展開。佐藤は「趣旨とは違うかもしれないけど」と前置きしたうえで、「昼は野菜のみ」と書かれたフリップを見せた。理由について尋ねられ、「来月インする映画の監督から連絡があって、『もうちょっとやせてください』って言われて。11kgぐらい、8カ月前より落ちたんですけど。人生初のダイエットなんで、体重計に毎日のって、一喜一憂するっていう」と述べ、役作りのために、8カ月で11kgのダイエットに成功したことを明かした。

2023年11月13日には、自身のXで《本日、この5ヶ月半でちょうど8キロ減量。目標まであと0.4キロ》と投稿していた佐藤。さらに、12月26日には《この半年間で、ちょうどピッタリ、10キロの減量となりました》とダイエットの経過を報告していた。

2月6日に、Xで小学生のころから「強迫性障害」に悩んでいることを告白した佐藤に対し、ニュース記事のコメント欄では、体調を心配する声が寄せられている。

《役作りであっても医療者介入したダイエットであって欲しいな~。最近、強迫性障害を告白してたのもこうした過度なストレスが掛かって苦しかった事も有るんじゃないか》

《役作りとはいえ過度なダイエットは他人ながら心配になるな。身体が動く内はいいけどこういうのは後々響いてくるってよく聞くし。それが人気役者の宿命と言われればそれまでなんだろうけど》

映画配給会社関係者によると、じつは佐藤は、たびたびダイエットネタを披露しているという。

「佐藤さんは、2023年にも作品の宣伝で、何度かダイエットネタを活用しています。ドラマ『トクメイ!警視庁特別会計係』(フジテレビ系)の製作発表会見では『4カ月で5kgの減量』とコメントし、11月にはダイエットに関するエッセイ記事を書き、どちらもネット上で話題になりました。賢い人ですから、中年でぽっちゃりキャラの自分が『やせた』と発信することで、ネットニュースになり、作品の宣伝につながることを理解しているのでしょう」

8カ月で11kg減というペースについても問題ないそうだ。

「昔とは違い、役作りのダイエットには栄養士などの専門家がつくのが一般的です。1カ月に1.5kg減程度なら、健康に問題はない範囲です。佐藤さんは人生初のダイエットだと言っていますが、俳優として役作りにダイエットを取り入れるのは当然。何キロやせたとは公言していませんが、2021年公開の映画『はるヲうるひと』、2022年の『さがす』はどちらもシリアスな作品で、シュッとした顔つきの佐藤さんが見られます」(同前)

佐藤はダイエット中、体重以外にも気になっていることがあるという。

「佐藤さんは食事制限に加え、昼と夜に1時間程度のウォーキングをしています。キャップを深くかぶり、セリフを口ずさみながら通学路に使われる道を何度も往復するので、不審者と思われて通報されないか、心配しているそうです」(同前)

5月に55歳を迎える佐藤。健康に気をつけながら、これからも多くの話題作に出演してほしい。

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