量多めの見込み 「スギ花粉」飛散開始 例年より10日早く「速やかに薬の服用など対策を」

この暖かさでスギ花粉の飛散も開始です。観測を続ける長野県松本市のクリニックによりますと、例年より10日早く16日に飛散が始まったということです。

春の厄介者・スギ花粉。季節外れの暖かさに誘われるように、県内でも飛散が始まりました。

独自に飛散量を調査している松本市の「みのしまクリニック」の蓑島宗夫院長によりますと、16日に1平方センチメートルあたり3.4個、17日にも3.4個を観測し、2日連続で1個を超えたことから、16日に飛散が始まったと判断したということです。

例年より10日、2023年より12日早い飛散開始です。飛散ピークは3月中旬ころとみられ、飛散量は例年より多めと見込んでいます。

蓑島院長は、「速やかに薬の服用を始めるなど対策をしてほしい」としています。

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