今年の春闘の交渉が本格化する中、連合岡山は岡山県知事に賃金の引き上げなどの申し入れをきょう(19日)行いました。
連合岡山の森信之会長が伊原木岡山県知事に要望書を提出しました。近年の物価高の影響で実質賃金が低下している中、今年の春闘では定期昇給分も含めて「5%以上」の賃上げを企業側に要請しています。
きょうの申し入れでは、連合岡山が賃上げを実現するために地元企業に対して価格転嫁への積極的な対応などを呼びかける中、県も様々な取り組みに対する環境を整えてほしいと要望しました。
(伊原木隆太 岡山県知事)「それぞれの経営者の皆さんに対する呼びかけですとかもしくは相談にのる。生産性向上は非常に大事ですのでそのための支援をさせていただく」
連合岡山は今後、岡山労働局にも要請を行うほか、5年ぶりに岡山駅前などでデモ行進を実施する予定です。