お好み焼き文化を全国にPRしようと、新しく作られたキャラバンカーがお披露目されました。
鉄板で焼かれている、おいしそうなお好み焼き…。実はここ、お店ではなく、キッチンカーです。
全国各地でお好み焼きを広める活動をする「お好み焼キャラバンカー」。オタフクソースが企画していて、ことしで25年目を迎えました。今回、新たにお披露目されたのは8代目「団らん号」です。
オタフクソース お好み焼課 春名陽介 課長
「お好み焼きを食べたくても食べられない人や、食べる機会がない人に、ぜひアツアツのお好み焼きを食べてほしい。お好み焼きのファンになってもらえるような車を作りたい」
これまで保育園や幼稚園を中心に訪問し、多いときには1年間に約100か所でお好み焼き文化を伝えてきました。
8代目は車体に屋根やデッキをつけて、お好み焼きを焼いているところを間近で見て楽しむことができるように進化。さらに全長2メートル30センチの大きな鉄板は、ガスと電気のハイブリット型で、1度に16枚のお好み焼きを焼くことができます。
お披露目された19日は、オタフクソースの社員やウェブ会員になっている人たちに、できたてのお好み焼きが振る舞われました。
食べた人
「おいしいです。(車は)ぱっと見てお好み焼きってわからないから、ちょっとおしゃれなクロワッサンとか売ってそう」
オタフクソース お好み焼課 粟森勇介 さん
― 何十枚焼きたい?
「何十枚ではなく、何百枚、何千枚、何万枚の世界で焼いていきたいと思います。笑顔をお好み焼きを通じて広げていけたらと思うので、これからもいっぱい焼いていきたい」
今後、車の上部にはソーラーパネルが設置され、電気の一部がまかなわれる予定だということで、ますますパワーアップした姿で全国各地にアツアツのお好み焼きが届けられます。