広島の満田誠が開幕戦勝利へ意欲、ボランチ起用にも言及「期待が大きい相手を倒すことで良いスタートを」

サンフレッチェ広島のFW満田誠(24)[写真:©超ワールドサッカー]

19日、Jリーグが23日の2024シーズン開幕を控えて都内でPRイベントを開き、各クラブの選手が意気込みを語った。

サンフレッチェ広島はJ1リーグ第1節(23日)で浦和レッズと新本拠地・エディオンピースウイング広島にて対戦。今回チームを代表して登壇したのは、今やサンフレッチェ広島を名実ともに代表する存在となったFW満田誠(24)だ。

先日こけら落としされた“新エディオン”の芝生について満田は「まだ2回くらいしか使用していないので、あんまり把握しきれていないですけど、いい芝生だなとは思っています」と語る。

開幕戦に向けては、J1得点王経験者のFWチアゴ・サンタナやローマのノルウェー代表FWオラ・ソルバッケンなど大型補強に動き、さらに指揮官も交代した浦和に対し、広島はミヒャエル・スキッぺ監督体制3年目の継続路線であり、補強も最小限。強みを発揮したいとした。

「広島は(スキッペ監督)3年目なので、シーズンの早い段階で監督が交代したチームとぶつかるのは、やりたいサッカーができるんじゃないかと思います」

「熟成度で僕たちのほうに分があって当然だし、相手(浦和)も大きく期待されているチームなぶん、そういった相手を倒すことで僕たちも良いシーズンのスタートを切れるのではないかと思っています」

また、今季の開幕をボランチで迎えると予想される満田。

「ひとつ前のポジション(シャドー)をやっている時に、後ろの選手(ボランチ)に対して思っていたこと。また自分がボランチをやることで前の選手に対して要求したいこと。両方経験したことで見える景色も変わった印象です。やりやすさもありますね」

“得意の飛び出しは3列目からになりますが、この点はいかがでしょう?”

「そうですね。(飛び出しの)回数は間違いなく減ると思います。けど、飛び出すことで相手がついて来れなくなるという狙いがあるので、ボランチでもタイミングを見つけて少ない機会をモノにしたいです。自分の良さはボランチからでも出せると思います」

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