平野美宇も“ストレート”でグループリーグ1位通過　日本は男女とも全勝で決勝トーナメントへ【世界卓球】

韓国・釜山で開催中の「世界卓球2024 団体戦」は19日、グループステージ最終戦が行われ、日本女子は日系最強姉妹のブルーナ・タカハシとジュリア・タカハシ擁するブラジルと対戦。第3試合は平野美宇が3－0でアレシャンドレを破り、全勝でグループステージを突破した。

■日本は男女ともに4戦4勝で決勝Tへ

3番手の平野は東京とリオパラリンピックでメダルを獲得したアレシャンドレと対戦。第1ゲーム、平野はアレシャンドレの緩急の効いたラリーに序盤翻弄されるも、後半は平野のペースに持ち込み、11－8で第1ゲームを先取。

第2ゲームも平野のペースは落ちず、サーブで厳しいコースを攻めるなどで11－3。全勝での決勝トーナメント進出に王手をかける。

勝負の第3ゲーム、平野は速さだけでなく回転をかけたループドライブなどで攻める。対するアレシャンドレも粘り強いラリーを見せるなど食らいつく。しかし、平野は強打とロングサーブでポイントを重ね、最後はフォアハンドで決めて11－5。平野もストレート勝利を収め、強豪ブラジルを3－0で破った。

日本は男女ともに4戦4勝。グループステージを1位で通過し、決勝トーナメントへ向かう。

（G.Tsukamoto／SPREAD編集部）