【インド】アカサが初の国際線、3月にドーハ便就航[運輸]

インドの格安航空会社(LCC)アカサ・エアは16日、同社初の国際線の運航を開始すると発表した。最初の就航地はカタールの首都ドーハ。3月28日から、西部ムンバイとドーハを結ぶ直行便を週4便運航する。

アカサ・エアによると、運航開始から19カ月以内に国際線を就航するのはインドの航空会社としては初めて。往路「QP70」は午後5時45分にムンバイを出発し、午後7時40分にドーハに到着。復路「QP71」は午後8時40分にドーハを出発し、翌午前2時45分にムンバイに到着する。往路復路ともに、水、木、土、日曜に運航する。往復運賃は2万9,012ルピー(約5万2,400円)から。

ビナイ・デュベ最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「インドの主要な商業拠点であるムンバイとの直行便の就航により、両国の観光や商業を促進し、二国間関係を強化する」と述べた。デュベ氏はまた、今後数カ月間で国際線の就航地を増やしていく方針を示した。

アカサ・エアは22年8月に国内線の運航を開始した。現在、米ボーイングの「737MAX」を23機運用し、インド全土の20都市を結ぶ。累計の旅客数は775万人に達している。

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