きょう20日(火)は日本海側では気温が大幅に下がり、冷たい雨の一日となりそうだ。太平洋側の天気も下り坂で、午後は広く傘の出番となる見込み。関東は日中、5月並みの暖かさになる所があるが、夕方以降、気温が急降下する見込み。

日本海側から真冬の寒さ戻る

　きのうは全国的に平年大きく上回る暖かさとなったが、きょうは日本海側から次第に冷たい空気に入れ替わってくる。最高気温は日本海側ではきのうより大幅に低く、札幌や青森、秋田ではきのうと比べて15℃前後も下がる見通し。また、多くの所で朝から気温は下がる傾向で、昼間の方が寒い状況となりそうだ。

太平洋側も暖かいのは日中まで

　一方、太平洋側ではきのうより気温の上がる所があり、東京の最高気温は22℃の予想となっている。これは5月上旬並みで、昼間は上着いらずの暖かさとなりそうだ。ただ、暖かいのは日中までで、夕方以降は気温が急降下する見込み。お帰りが夜になる場合は、寒さに備えてコートを持って出かけたい。

日本海側は冷たい雨　太平洋側も午後は広く傘の出番

　日本海側では一日雨が降ったりやんだりする所が多く、山沿いでは雪となりそうだ。太平洋側の天気も下り坂で、午後になると西日本から雨の範囲が広がってくる。夜には関東など東日本にも雨雲がかかり、傘の出番となりそうだ。北日本の太平洋側は晴れ間があるが、朝晩を中心ににわか雨やにわか雪があるかもしれない。
（気象予報士・多胡安那）