【鎌倉 イベントレポ】もしかま2024(前編)- クラウドファンディングで目標達成!「アウトドア=防災」のなるほど!を知る

2024年1月1日。夕方に突如鳴り響いた緊急地震速報の衝撃に、親戚との集いも戸惑いを感じながら過ごした夜を思い出します。
まずは、今も各地で避難を余儀なくされている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

防災への意識。
大切であることは常に頭にあるものの、日常に流れてうっかり薄らいでしまうことがあるのも人の性です。

この先30年以内に、マグニチュード8~9クラスの巨大地震が70~80%の確率で発生すると言われている南海トラフ地震。海の近い鎌倉は、大津波に襲われる可能性が高い地域と発表されています(鎌倉市HP防災情報はこちら)。

引用:photoAC

自然が豊かな地域であることから、地震や津波に限らず集中豪雨や土砂崩れなど山間の災害にも注意が必要でしょう。
ですが、自然に囲まれた環境であるからこそ人々は魅了され、行きたい街や住みたい街の上位に鎌倉が君臨していることは言うまでもありません。アウトドアアクティビティと隣り合わせの鎌倉生活は、独自のライフスタイルとして確立すらされています。

画像出典:湘南人

この「もしかまプロジェクト」は、地域コミュニティーFMである鎌倉エフエム放送が旗振り役となり、「もしもにつよいかまくらをつくろう」を合言葉に、自助力向上と鎌倉の地域防災力強化を目的として結成されました。

そして、昨年に続き今年で 2度目の開催となる「もしかま2024」では、初めてクラウドファンディングでその協力を募り、1か月半で目標額を大きく上回ったそうです。

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私が参加したのは、ちょうどイベント中日の2月11日。
お天気も良く、小町通りは大勢の観光客で賑わっていました。

画像出典:湘南人

イベントは、どなたでも気軽に参加できるスタンプラリーや、

画像参照:もしかま2024

会場の中心となったMUJIcomホテルメトロポリタン鎌倉では、様々な勉強会も行われ、

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北鎌倉にある浄智寺広場では、実践型焚火ワークショップや、

画像参照:もしかま2024

恵みの水をめぐるハイキング&ワークショップ、

画像参照:もしかま2024

1 泊 2 日で自分の道具を持ち込み、寝食を共にするシナリオトレーニングなども行われたそうです。

画像参照:もしかま2024

30年以上前、鎌倉の地に魅かれ日本での第2号店としてオープンしたpatagoniaをはじめ、近年ではTHE NORTH FACE、UPI、鎌倉天幕などのアウトドアショップが並び、鎌倉駅周辺は今ではアウトドアストリートにもなっています。今回「もしかま2024」のパートナーとしても協力されていました。

画像参照:もしかま2024

出来るだけ最小限の道具で生きることを楽しむアウトドアでのスキルは、防災時に役に立つものばかりです。日常からアウトドアに触れることで、自然と「もしも」に活用できる。「もしかま2024」は、アウトドアを楽しみながらそれをどう活かしていけるかを考えるきっかけにもなっているのですね。

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午後、アウトドア防災ガイドあんどうりす先生による、「ARで防災実験!バーチャルリアルティで浸水を体験してみよう!」に参加するため浄智寺に向かいます。

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一週間前に降った雪がまだ残っていた浄智寺書院。
寒々しい冬の空と梅の花色が、北鎌倉の風情を上品に彩っていました。

画像出典:湘南人

チケットの申し込みはPeatixで。

参照:Peatix

ARで実験とは、どのようなものだったのでしょうか。
ワークショップの詳しい内容については、

【鎌倉 イベントレポ】もしかま2024(後編)- 防災ワークショップに参加しました!

にてお届けします!

もしかま2024 開催概要

<もしかまプロジェクト ~もしもにつよいかまくらをつくろう~「つながろう、いま。」>
■開催日時:2024/2/10(土)~ 2/12(月・祝) 3日間
■会 場:MUJIcom ホテルメトロポリタン鎌倉 / 浄智寺 / JR 鎌倉駅 ほか市内各所
■参加費:無料(一部有料プログラムあり)
■主催:鎌倉エフエム放送株式会社 / もしかまプロジェクト
■後 援:鎌倉市 / 鎌倉市教育委員会 / 鎌倉市観光協会 /鎌倉市社会福祉協議会
■協 力:JR鎌倉駅 / MUJIcomホテルメトロポリタン鎌倉 / 江崎グリコ株式会社 / 株式会社松木林業 / 有限会社兵藤商事 / 鎌倉市市民活動センター運営会議 / 学生団体ニューコロンブス / 防災普及学生団体Genkai / 鎌倉市助産師会 / 一般社団法人 火災予防のONE LOVE

公式リンク

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