アスレティックとの打ち合いに敗れたジローナが痛恨の連敗…【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

ラ・リーガ第25節のアスレティック・ビルバオvsジローナが19日に行われ、3-2でアスレティックが勝利した。

前節行われたレアル・マドリーとの首位攻防戦で完敗を喫した2位ジローナ(勝ち点56)が、前節最下位のアルメリアとゴールレスドローに終わった5位アスレティック(勝ち点46)のホームに乗り込んだ一戦。

首位マドリーを追走へ負けられないジローナだったが、開始早々の2分に失点する。左サイドのアレイシ・ガルシアが供給したサイドチェンジのボールを自陣でボックス手前でベレンゲルにカットされると、そのままボックス内まで切り込まれ、ゴール左隅へシュートを流し込まれた。

先制を許したジローナは9分に反撃。ドフビクのラストパスからボックス右に走り込んだツィガンコフが左足のダイレクトシュートでゴールに迫ったが、これはGKウナイ・シモンの好セーブに弾かれた。

その後は膠着状態が続く中、再びチャンスを迎えたのはアスレティック。24分、プラドスのパスを右サイドで受けたイニャキ・ウィリアムズがドリブルで持ち上がると、ボックス右まで切り込みシュート。しかし、これは右ポストに弾かれた。

1点ビハインドで前半を終えたジローナは、後半開始早々に試合を振り出しに戻す。49分、エレーラの左クロスが相手DFにディフレクトすると、こぼれ球をボックス左で拾ったイバン・マルティンの折り返しを供給。これをゴール前のツィガンコフがワンタッチで流し込んだ。

追いつかれたアスレティックだったが、すぐに反撃に転じる。すると57分、敵陣右サイドでミゲル・グティエレスからボール奪取したグルセタが早いタイミングでグラウンダーのクロスを入れると、ボックス中央に走り込んだベレンゲルが冷静にゴールネットを揺らした。

さらにアスレティックは60分、最終ラインのジェライから放たれたロングフィードにイニャキ・ウィリアムズが反応すると、上手く相手DFをブロックしながらボックス内まで切り込みシュートを流し込んだ。

2点を追う展開となったジローナは、75分にセットプレーからエリック・ガルシアがゴールネットを揺らして1点を返したが、反撃はここまで。ジローナは痛恨の連敗でマドリーとの勝ち点差を縮めることはできなかった。

© 株式会社シーソーゲーム