沖縄県浦添市の勢理客公民館で、リュウゼツランが花を咲かせている。開花は数十年に1度といわれ、「めったに咲かない花」と知られる。勢理客自治会の金城節子会長(80)は「なかなか見られないので、多くの人に見に来てほしい」と呼びかけている。
リュウゼツランは高さ3メートルを超える。花は2023年12月ごろに、下から順番に咲き始め、枯れた花には種ができている。
黄色の小さな花には、蜜を求めて多くのミツバチが集まる。上の方につぼみがあり、しばらくは花の観賞を楽しめそうだという。
金城会長は「花が咲くのはめでたいことなので、地域にも幸せを呼び込んでくれたら」と期待した。(浦添西原担当・比嘉直志)