ピープルズ・チョイス・アワード、『バービー』が映画賞に

ピープルズ・チョイス・アワードで、グレタ・ガーウィグ監督の『バービー』がクリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』に勝利した。

18日(日)、カリフォルニア州サンタモニカのバーカー・ハンガーで開催された同式典では、主演のマーゴット・ロビーとライアン・ゴズリングがそれぞれ女性映画スター賞と男性映画スター賞を、共演のアメリカ・フェレーラには映画演技賞が贈られた。また同作はコメディ映画賞を含む合計5部門を制覇したほか、ニッキー・ミナージュとアイス・スパイスの楽曲『バービー・ワールド』がコラボレーション楽曲賞を受賞した。

その他、アクション映画賞には『ハンガー・ゲーム0』が選ばれ、主演のレイチェル・ゼグラーがアクション映画スター賞を受け取り、ジェニファー・ローレンスは『マディのおしごと 恋の手ほどき始めます』でコメディ映画スター賞を、ジェナ・オルテガは『スクリームVI』でドラマ映画スター賞の栄光に輝いた。

一方、TV部門では、『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』が番組賞、『マーダーズ・イン・ビルディング』がコメディ番組賞、セレーナ・ゴメスが女性テレビスター賞、『ザ・ラスト・オブ・アス』がドラマ番組賞、『ロキ』がSF/ファンタジー番組賞をそれぞれ受賞した。

また音楽部門では、「エラズ・ツアー」とソーシャルメディアにおける存在感が評価され、テイラー・スウィフトが女性アーティスト賞とポップアーティスト賞の2部門を受賞したほか、BTSのジョングクが男性アーティスト賞、ニッキー・ミナージュがヒップホップアーティスト賞、ビヨンセがR&Bアーティスト賞を獲得、オリヴィア・ロドリゴは『ヴァンパイア』で楽曲賞とアルバム『ガッツ』でアルバム賞の2部門に輝いた。

さらにアダム・サンドラーがピープルズ・アイコン賞、レニー・クラヴィッツにはピープルズ・ミュージック・アイコン賞が贈られた。

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