温か常陸牛カレー弁当 加熱式容器を採用 水戸の梅まつり会場で販売 大森食品 茨城

特製弁当「温めて食べる常陸牛カレー」を紹介する大森健輔社長=水戸市小吹町

弁当製造販売や給食提供の大森食品(茨城県水戸市小吹町、大森健輔社長)は、開催中の「水戸の梅まつり」会場の偕楽園(水戸市)などで、特製弁当「温めて食べる常陸牛カレー」を期間限定販売している。加熱式容器を使用しており、県産食材を生かした熱々のカレー弁当が味わえる。

同社のカレーは福祉施設などの食堂やケータリングで人気があり、大森社長が弁当としての商品化を模索していた。カレーを温かい状態で提供しようと考え、ひもを引くと加熱できる容器を同社で初めて採用した。

カレー弁当は昨年の梅まつり会期中にも販売し、午前中には完売するほど好評だった。カレーは茨城県ブランド牛「常陸牛」のうまみと5種類以上のスパイスが効いた深みのある味わい。コメも県産米を使っている。価格は税込み1100円。

大森社長は「偕楽園を訪れたお客さまに、茨城のおいしいものを食べて、地元の魅力を楽しんでほしい」としている。

カレー弁当は3月17日までの梅まつり期間中、偕楽園内の特設ブースで販売するほか、電話での予約販売も受け付けている。ブースではこのほか、「梅づくし弁当」(同1300円)、「黄門三味弁当」(同1100円)も販売している。

問い合わせは同社(電)029(241)2640。

偕楽園内の特設ブースで販売している特製弁当。梅づくし弁当(左上)、黄門三味弁当(右上)と常陸牛カレー

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