［１９日 ロイター］ - 米大リーグ（ＭＬＢ）エンゼルスのマイク・トラウト外野手（３２）は１９日、現時点でトレードを要求するつもりはないものの、将来的にその可能性は否定できないと心境を明かした。
トラウトはア・リーグＭＶＰ３回受賞、１１回のオールスター選出を誇るスター選手。２０１１年のメジャーデビューからエンゼルス一筋だが、チームメートだった大谷翔平が昨年１２月にドジャースと契約して以来、トレードの可能性がうわさされてきた。
トラウトは「トレードを要求してチームを去るのは簡単な方法」と報道陣にコメント。「いつかそのようなときが来るかもしれないが、あまり考えたことはない。私は契約を結んだ球団に対して忠誠。ここで優勝したい」と話した。
さらに、エンゼルスで優勝やプレーオフ進出を果たす方が他のチームでそうするより満足感が大きいとも述べた。
エンゼルスが最後にプレーオフ進出を果たしたのは２０１４年。昨年は７３勝８９敗でア・リーグ西地区４位に終わった。
