［１９日 ロイター］ - 米メジャーリーグサッカー（ＭＬＳ）インテル・マイアミに所属するアルゼンチン人ＦＷリオネル・メッシ（３６）は１９日、香港での親善試合欠場に批判が続く中、中国の短文投稿サイト「微博（ウェイボ）」に動画を投稿し、改めて釈明した。
メッシは今月４日、香港の選抜チームとの親善試合を欠場したが、その３日後に東京で行われた親善試合には途中出場。これに中国の国営メディア、香港の政治家とファンが怒りをあらわにした。その後、杭州と北京は３月に当地で予定していたアルゼンチン代表との試合を中止する意向を表明した。
メッシは投稿動画で「香港での試合後のさまざまな反応を見たし、聞いた。誰も真実ではない報道を見ないで済むよう、このビデオで真実を伝える」とし、「私が政治的な理由などでプレーしたくなかったと言う人もいたが、それは事実ではない」と説明した。
さらに「もしそうだったとしたら、日本にも中国にも行かなかった。キャリアを始めたころから中国とはとても親密かつ特別な関係を続けてきた」と述べた。
メッシは内転筋の炎症が悪化していたが、「香港での試合前日、練習を見学しに来たファンのために練習しようとした」とし、「数日後に状態が少し改善したことを受け、体調を整えるためにも日本では少しプレーした」と語った。
