春節連休中に三亜市の大東海風景区で水遊びを楽しむ観光客。（三亜＝新華社記者/趙穎全）
【新華社海口2月20日】中国海南省観光・文化・ラジオ・テレビ・スポーツ庁の統計によると、10～17日の春節（旧正月）連休中に同省を訪れた観光客は前年比48.8％増（19年比52.6％増）の延べ951万4500人、観光収入は62.7％増（同76.7％増）の151億2700万元（1元＝約21円）となり、いずれも過去最高を更新した。
海南島を一周する環島観光道路を走行するツアーバス。（海口＝新華社配信）
訪問客のうち宿泊客は52.2％増（同26.4％増）の延べ265万5700人、日帰り客は47.5％増（同65.9％増）の延べ685万8800人。1人あたり消費額は宿泊客が2.3％増の4166元、日帰り客が25.7％増の592元だった。
海南島を一周する環島観光道路が省の「新たな名刺」となった。連休期間中は環島観光道路の通行量が増え、道路周辺の浜海リゾートや観光地、砂浜では客足がピークを迎えた。
海南省文昌市文城鎮の公園で行われたバレーボール大会。（文昌＝新華社記者/張麗蕓）
地元ならではのイベントも人気を集めた。各地では地元の特色ある文化・観光・スポーツイベントが約320回開催された。移動ビッグデータのモニタリングによると、連休中に各種イベントに参加した観光客は延べ41万8300人で、9億9200万元の観光収入をもたらした。
博物館観光も人気で、省内の各博物館の来館者数は前年比2.9倍の延べ43万7千人となった。（記者/周慧敏）
春節連休中に海南省博物館を見学に訪れた観光客。（海口＝新華社記者/蒲暁旭）
