2023年マカオ科学館の入館者数は約66万人…コロナ前の96%まで回復

マカオ科学館(資料)=2016年2月本紙撮影

 マカオ科学館は2月19日、昨年(2023年)及び先の春節ホリデー期間中の入館者数データを公表。

 昨年通期の入館者数は前年から58.5%増の66万2236人(延べ、以下同)で、コロナ前2019年の96%まで回復したとのこと。

 また、先の春節ホリデーについては、中国本土で連休となる2月10〜17日の8日間を無休とし、期間中の入館者数は2万5400人に上り、前年同時期から55%増、2019年同時期からも2割近くの増だったという。単日の最多は14日の3727人。

 マカオ科学館はマカオ半島新口岸地区のウォーターフロントにあり、エキジビション棟、プラネタリウム棟、コンベンション棟で構成される複合施設。世界的に著名な建築家、I.M.ペイ氏が設計したユニークな外観でも知られ、2009年に完成、2010年1月25日に正式オープンした。参考までに、マカオの人口は約68万人。

 春節ホリデーはマカオのツーリズム業界にとって書き入れ時のひとつで、今年は期間中に当局の事前予想を大幅に上回る単日平均17万人のインバウンド旅客がマカオを訪れた。

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