横浜F・マリノスから今冬セルヴェットへとレンタル移籍したFW西村拓真(27)だが、衝撃の結末が待っていた。スイス『Tribune de Geneve(TdG)』が伝えた。
【写真】レネ・ヴァイラー監督と西村拓真が顔合わせ
1月の移籍市場でセルヴェットへと移籍し、自身3クラブ目のヨーロッパでのプレーとなる西村。横浜FMでは2023シーズンの明治安田生命J1リーグで32試合に出場し3得点を記録するなど、チームの中心選手として活躍した。
2024シーズンに向けたキャンプにも参加していた中、開幕を2週間後に控えたところで電撃移籍。ファン・サポーターはヨーロッパでの活躍を期待し、エールを送っていた。
しかし、その西村はスイスでプレーできないことが判明したという。
『TdG』によれば、セルヴェットは今冬に4選手を獲得。しかし、西村を含む3選手は、クラブの手続のミスにより今シーズンはプレーできないという。
スイスでは、選手を獲得して登録する際に、重要なメールを送る必要があるとのこと。2月15日がその送信期限だったようだが、クラブがそれを送り忘れていたという。
衝撃的な結末を迎えることとなった西村。解決策があるのかどうかは不明。他の選手を手放すことで出場は可能になるようだが、現実的に難しい状況となっている。
なお、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のプレーオフにも参加しているセルヴェットだが、西村はメンバーに登録されておらず、このまま夏までプレーできない状況が続く可能性が高まっている。