2024年いまだ白星なしのウェストハム…批判強まるモイーズ監督は解任危機に?

ウェストハムで立場が揺らぐデイビッド・モイーズ監督[写真:Getty Images]

ウェストハムのデイビッド・モイーズ監督(60)は、最近の低迷を受けて立場が危うくなっているようだ。

モイーズ監督はこれまでエバートンやマンチェスター・ユナイテッド、レアル・ソシエダ、サンダーランドで指揮を執ると、2017年11月にウェストハムの監督に就任。2018年5月に一度退任するも、2019年12月に再就任となってからは今に至るまでチームを率いている。

2022-23シーズンにはヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)を制し、今シーズンもプレミアリーグ前半戦は好調を維持。これを受けて、クラブは今シーズン終了後に満了となるモイーズ監督との契約について延長を希望とも報じられていた。

しかし、チームは年明けから急失速。2024年になってからの公式戦でいまだ白星がなく、先週末に行われたプレミアリーグ第25節ではノッティンガム・フォレスト相手に0-2で敗れて順位は9位にまで下降した。

イギリス『デイリー・メール』によると、クラブはファンからの批判が日増しに強まるモイーズ監督について、まだ時間を与えたい姿勢を保っているとのこと。ただし、これ以上成績が悪化するようなら解任の可能性もある模様だ。

クラブはすでにモイーズ監督の後任候補もリストアップ。昨シーズンまでウォルバーハンプトンを率いたフレン・ロペテギ氏、昨季途中までチェルシーを率いたグレアム・ポッター氏、昨年12月にノッティンガム・フォレストを解任されたスティーブ・クーパー氏が有力候補になっているようだ。

もちろん、チームが劇的に改善すれば依然としてモイーズ監督に契約延長の可能性もあり、ここからチームがどのようなシーズンを送るかが注目される。

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