食材をポリ袋に入れて、もむだけ漬けるだけで完了。あとは焼いたり煮たりするだけで、 あっという間に立派なおかずが完成！ フードコーディネーター ほりえさちこさんに、ポリ袋を使って手間を極力省いたレシピを教えていただきましょう。ポリ袋で作れるサブおかず３品は、とことん便利なラインアップです。
★ポリ袋で海鮮あんかけ★
朝の支度をしながら、ポリ袋に材料をイン！ 冷蔵室に保存して準備OKです。
おかずの漬け込みは30分〜半日以上がおすすめです。
このレシピで使うのに向いているポリ袋
SやLより、Mサイズ
スーパーや100円ショップなどで売っているMサイズのものがベストサイズ。おかずなら2人分、副菜の作りおきは4 ～5日、保存が可能です。
ポリ袋をつかうコツをつかんで、毎日のごはん作りの強い味方に!
POINT１ 液もれがこわいなら、ポリ袋を「二重」に
液もれが気になるときは、バットにのせなくても、袋を二重にすれば大丈夫。スペースもとりません。袋の上からたたいたり、もみすぎて袋にしわが寄ったものは二重にして保存を。
POINT２ 揚げ物は、粉を「直前」にまぶす
から揚げやパン粉焼きなどは、漬け込む段階で粉を入れるとベトベトに。粉類はいざ揚げるぞ! というときにまぶすようにして。粉は一度に入れてもいいですが、2回に分けると、よりまんべんなく食材にまぶすことができます。
POINT３ 生地が余ったら「定規」を使ってしぼり出す
袋に残った生地やたねを余すことなくとり切りたい!というとき。爪を立ててしまうと袋に傷が入りやすくなります。定規を使うときれいにしぼり出せます。カードやスケッパーは袋にあたる部分が鋭利なのに対し、定規は比較的まるみがあるのでおすすめ。
ズッキーニとミニトマトのバルサミコマリネ
肉厚なズッキーニは味しみっしみ！
材料（作りやすい分量）
ズッキーニ… 1本
ミニトマト… 8個
【マリネ液】
バルサミコ酢（なければ酢）… 大さじ2
はちみつ… 大さじ1
しょうゆ… 小さじ2
塩、こしょう… 各少々
オリーブ油… 大さじ1
下準備
●ズッキーニは1㎝厚さの輪切りにし、フライパンにオリーブオイルを熱してこんがりとするまで焼く。ミニトマトは半分に切る
作り方
ポリ袋に材料をすべて入れてもみ込む。半日以上漬ける。
にんじんのザーサイあえ
ザーサイひとつで味が決まる。
材料（作りやすい分量）
にんじん… 1本（180g）
ザーサイ（味つき）… 30g
【調味液】
塩… 小さじ¼
いり白ごま… 小さじ2
ごま油… 小さじ2
下準備
●にんじんはスライサーなどで細切りにし、ザーサイはみじん切りにする
作り方
ポリ袋に材料をすべて入れてもみ込む。
保存
冷蔵で4日
なすの焼きびたし
だしを吸ってよりジューシーに！
材料（作りやすい分量）
なす… 3本
【調味液】
めんつゆ（3倍濃縮タイプ）… 大さじ2
水… 大さじ6
サラダ油… 大さじ1
下準備
●なすは縦半分に切って、皮の部分に格子状に切り込みを入れる
作り方
①フライパンにサラダ油を熱してなすを入れ、こんがりとするまで2分ほど焼く。
②ポリ袋に調味液の材料を入れ、①を加えて軽くもみ、30分以上漬ける。
保存
冷蔵で5日
※この記事は『へとへとでも手を汚さずに今日のおかずがポリ袋でできちゃった!』ほりえさちこ著（主婦の友社）の内容をWEB掲載のため再編集しています。
※2023年10月18日に配信した記事を再編集しています。
