東証、午前終値3万8438円 更新まで一時200円程度

東京証券取引所

 20日午前の東京株式市場で、日経平均株価(225種)が一時、1989年12月末の史上最高値に迫った。16日の取引時間中に高値更新が目前となった後、足踏みが続いたが、20日は半導体関連株の一角に買い戻しが入り、最高値まで200円程度となる場面があった。

 午前終値は前日終値比31円74銭安の3万8438円64銭。東証株価指数(TOPIX)は5.50ポイント安の2634.19。

 前日の米国市場が休場のため新規の材料が乏しく、取引開始直後は前日終値の近辺で一進一退が続いた。その後、根強い先高観を支えに買い注文が入り、一時は300円近く値上がりした。

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