遠藤航フル出場のリヴァプールが快勝 三笘はOG誘発などで大勝に貢献|プレミアリーグ 第25節 結果まとめ

写真:先発フル出場の遠藤航は勝利に貢献 ©Getty Images

日本時間2月17日から20日にかけて、プレミアリーグ第25節の10試合が行われた。

首位リヴァプールはアウェーでブレントフォードと対戦。遠藤航はアンカーの位置で先発出場し、ケガから復帰したモハメド・サラーはベンチスタートとなった。試合は35分、相手の攻撃を跳ね返したところからリヴァプールがカウンターを発動させ、ダルウィン・ヌニェスがループシュートを決めて先制。後半に入り55分、途中出場していたサラーのラストパスを受けたアレクシス・マクアリスターが追加点を奪うと、68分には自陣からのフィードに抜け出したサラーが復活のゴール。ブレントフォードもアイヴァン・トニーが1点を返したが、86分にはショートカウンターからコーディ・ガクポがダメ押しゴール。リヴァプウールが4-1の快勝を収めた。

マンチェスター・シティはチェルシーとの“ビッグ6”同士の一戦に挑んだ。先手を取ったのはチェルシー。序盤から何度もチャンスを作ると、42分にカウンターからラヒーム・スターリングが冷静なフィニッシュを見せて先制する。その後はマンチェスター・シティが反撃に転じると、83分には連続攻撃からロドリが左足の強烈な一撃をたたき込んで同点に。その後も攻め続けたもののチェルシーは必死に守り抜き、1-1のドロー決着となった。

バーンリーとのアウェーゲームに臨んだアーセナルは開始4分、マルティン・ウーデゴールが正確なミドルシュートを沈めて先制すると、41分にはブカヨ・サカがPKを沈めてリードを広げる。後半開始早々の47分にはサカが右足で上のネットに突き刺し、66分にはレアンドロ・トロサール、78分にはカイ・ハヴァーツにもゴールが生まれて5-0で完勝。マンチェスター・シティを2ポイント上回り2位に浮上した。なお、冨安健洋は今節もメンバー外だった。

三笘薫が先発出場したブライトンはアウェーでシェフィールド・ユナイテッドと対戦。開始13分、シェフィールド・ユナイテッドのメイソン・ホルゲイトが三笘への悪質なタックルで一発退場となる波乱の立ち上がりとなる中、20分にはCKからの折り返しをファクンド・ブオナノッテが押し込んでブライトンが先制すると、その4分後にはアーリークロスを三笘が折り返し、GKが弾いたこぼれ球をダニー・ウェルベックが蹴り込み追加点を奪う。ブライトンはその後も何度もチャンスを作ると、75分には三笘のクロスが相手のOGを誘ってリードを広げ、78分と85分にはシモン・アディングラが連続ゴール。ブライトンが5-0の快勝を飾った。

ルーウン・タウンとのアウェーゲームに挑んだマンチェスター・ユナイテッドは、開始37秒で相手のミスを突いたラスムス・ホイルンドが先制ゴールを奪うと、7分にはCKの流れからアレハンドロ・ガルナチョがボレーシュートを放ち、ホイルンドが胸でコースを変えて追加点を奪う。ルートン・タウンも14分に1点を返し、その後はお互いに多くの決定機を作りながらもスコアは動かず、マンチェスター・ユナイテッドが1点のリードを守り切った。ルーウン・タウンの橋岡大樹は今節もメンバー外だった。

アストンヴィラはオリー・ワトキンスの2ゴールでフラムに2-1と勝利。ニューカッスル vs ボーンマスは、ボーンマスの1点リードで迎えた後半アディショナルタイムにニューカッスルのマット・リッチーがこぼれ球を押し込み2-2の引き分けに終わった。

ノッティンガム・フォレストはウェストハムに2-0の勝利。ウェストハムはこれで3連敗となった。トッテナム vs ウルブスは、ジョアン・ゴメスの2ゴールでウルブスが2-1と勝利を収めている。ロイ・ホジソン監督が体調不良で緊急搬送され、指揮官不在状態となったクリスタルパレスはエヴァートンと対戦し、1-1の引き分けに終わった。なお、クリスタルパレスはホジソン監督の退任およびオリヴァー・グラスナー新監督の就任を発表している。
 

◉プレミアリーグ 第25節 結果

ブレントフォード 1-4 リヴァプール(ハイライト動画
バーンリー 0-5 アーセナル(ハイライト動画
フラム 1-2 アストンヴィラ(ハイライト動画
ニューカッスル 2-2 ボーンマス(ハイライト動画
ノッティンガム・フォレスト 2-0 ウェストハム(ハイライト動画
トッテナム 1-2 ウルブス(ハイライト動画
マンチェスター・シティ 1-1 チェルシー(ハイライト動画
シェフィールド・ユナイテッド 0-5 ブライトン(ハイライト動画
ルートン・タウン 1-2 マンチェスター・ユナイテッド(ハイライト動画
エヴァートン 1-1 クリスタルパレス(ハイライト動画

© 株式会社SPOTV JAPAN