例年2~4月にやってくる、花粉のピーク。
花粉が飛散するピークの時期、花粉症を患っている人たちは、鼻水やクシャミが止まらなくなったり、目のかゆみがおさまりづらくなったりします。
また、雨の日は花粉が飛散しづらいといわれていますが、同時期に飛散するスギ花粉は水分で破裂するのだとか。
洋服に付着しやすくなるなど、人によっては晴れの日と同様につらく感じることがあるようです。
室内に持ち込んだ花粉を除去してくれる空気清浄機を、どのように設置すれば効率的かを、空調専業メーカーのダイキン工業株式会社がウェブサイトで解説していました。
花粉の対策に効率的な空気清浄機の設置場所
花粉の対策として空気清浄機を使いたい場合に設置すべき場所は、以下のポイントを気にするとよいそうです。
床に近いところに置く
ホコリや花粉は低いところに落ちるので、空気清浄機は床付近に置くのが効果的。花粉対策としては、玄関や部屋の出入り口近くに置くと、高い効果が得られます。
吸い込み口や吹き出し口に障害物を置かない
空気清浄機の吸い込み、吹き出しを妨げないようにすることで、部屋の中に空気の流れが生まれ、部屋の空気を効率よくきれいにします。
エアコンが部屋の角にある場合、その対角に置く
エアコンの対角線上に置くと、エアコンの気流との相乗効果で部屋の空気の流れが良くなり、さらに効率よく空気をきれいにすることができます。
花粉を空気清浄機で取り除きたい場合は、床の近い場所に置いたり、エアコンの位置によって場所を変えたりするとよいのだそう。
また、吸き込み口や吹き出し口に障害物を置くと、花粉を除去しづらくなるので、空気清浄機の周りの状況を確認するのもポイントです。
花粉症の症状をおさえたい人や、花粉で肌が荒れるのを防ぎたい人は、参考にしてみてはいかがですか。
[文・構成/grape編集部]
出典
ダイキン工業株式会社