【MLB】「このチームで勝ちたいんだ」トラウトが“男の誓い”で意気込み語る 厳しい現実にファンは涙「報われてほしい」

エンゼルスマイク・トラウト外野手が19日(日本時間20日)、米アリゾナ州テンピのキャンプ施設で報道陣の取材に応じた。球団の姿勢や、自身のトレードに関する話題に触れて現在の心境を語っている。

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■「トレード要求は簡単なこと」

全体キャンプ初日となったこの日、取材に応じたトラウトはオフシーズンの話題から切り出すと「オフシーズンに入ってすぐに会話を始めたよ。(モレノオーナーとカルピノ球団社長)両方にコンタクトを取って、プッシュし続けた。このチームをもっと良くできる選手がまだまだいるからね。ペリー(ミナシアンGM)がブルペン補強もしてくれた。何度も言ってきたけれど、いい守備といいブルペンが勝利につながるから」と語り、補強を進言し続けてきたと明かした。

また、自身の去就については「トレードを申し出るのは(苦しい現状を抜け出すには)簡単なこと。でも契約をしたからには、僕は忠誠を誓う。ここで優勝したいよ。楽な道を選ぶ以上に、大きな達成感を得られるはず。このチームはクラブハウスのメンバーもスタッフも良い関係だし。それが変わるようだと別の話になるけど」と含みは持たせたものの、あくまでエンゼルス残留が基本路線であると強調した。

エンゼルスは恐れていた大谷退団が現実になり、世界最高峰の打者と投手を同時に失った。依然として穴は埋まらず、残されたトラウトにかかる負担はこの上なく大きい。ファンからは「報われてほしい」と嘆く、同情の声が多数挙がっている。

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(H.Ariga/SPREAD編集部)

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