ヘンリー王子、アメリカ市民権取得に言及「優先順位は高くない」取得なら王室の称号返上の可能性

ヘンリー王子(39)がアメリカ市民権の取得は今のところ優先事項になっていないと明かしている。2020年にメーガン妃と共に王室を離脱したヘンリー王子は、メーガン妃の出身地であるカリフォルニア州に移住しており、市民権を取得した場合、王室の称号を返上することになる可能性が高いという。

2025年インヴィクタス・ゲームの発表イベントのためにカナダを訪れていたヘンリー王子は、アメリカでの生活について尋ねられ、「素晴らしいですよ。毎日が楽しいです」と答える一方、アメリカ人と感じるかとの質問には、「アメリカ人と感じているかですか?うーん、いや。自分がどう感じているかは分かりません」と情報番組『グッド・モーニング・アメリカ』で答えた。

また、市民権について問われると、 「考えたことはあります」「その考えが頭をよぎったことはありますが、今は優先順位は高くないですね」「(なぜまだ申請していないのか)まったく分かりません。皆と一緒にいて、アメリカ市民権について頭によぎったことはありますが、今の私にとって優先順位の高いものではないのは確かです」とヘンリー王子は語った。

一方、メーガン妃との間に4歳のアーチー君と2歳のリリベットちゃんをもうけたヘンリー王子は、「父親であることにとても感謝している」と話し、「子供たちはよく育っていますよ。どんな子もそうですが、驚くほど早く成長します。子供たちは、信じられないほどのユーモアのセンスを持っていて、私たちを笑わせてくれますし、毎日しっかり地に足をつけさせてくれています」と続けた。

元陸軍大尉のヘンリー王子は、傷病兵や退役軍人が参加するインヴィクタス・ゲームは奉仕の精神を与えてくれる場であるとした上で、「ここに来て、彼らを見て、自分も参加しないなんてことはありえません」と語った。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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