東証続落、最高値目前で足踏み 一時200円余りに迫る

東京証券取引所

 20日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。午前には、1989年12月末に付けた取引時間中の史上最高値まで200円余りに迫る場面があったが、次第に当面の利益を確定する売り注文が優勢となった。終値は前日比106円77銭安の3万8363円61銭。最高値更新を目前に、足踏みが続いた。

 東証株価指数(TOPIX)は7.39ポイント安の2632.30。出来高は約16億1100万株。

 史上最高値は取引時間中が3万8957円44銭、終値は3万8915円87銭で、いずれも89年12月29日に付けた。20日の終値と比べ、いずれも500円以上高い。

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