「MUSIC FAIR」放送60周年3000回記念SP! 第1弾は松任谷由実、第2弾は松田聖子が登場

フジテレビ系の音楽番組「SHIONOGI MUSIC FAIR」(土曜午後6:00)が、2024年で60周年を迎え、3月2日の放送が3000回目となる。これを記念して、9週にわたり超豪華なスペシャルプログラムを届ける。

3月2日・第1弾は、ユーミンこと松任谷由実が登場。1974年、20歳のユーミン(当時・荒井由実)が初出演した際の映像が収められたテープは残念ながら現存せず、現在は誰も見ることのできない幻の出演回となっているが、以来番組との縁は50年にわたる。デビュー50周年を経て、ますます精力的に活動するユーミンが、冬の名曲を集めたウィンターソングメドレーを披露する。

日本初の冬のリゾートコンサートと言われる新潟・苗場スキー場でのライブで定番曲となっている「BLIZZARD」「サーフ天国、スキー天国」を含む、彼女のウィンターソングメドレーは、超有名曲でありながらユーミン自身「テレビで全くと言っていいほどやったことがない曲」と語るほど、テレビ番組ではかなりレアなものとなる。日本のスキーブームを牽引(けんいん)したと言われるユーミンの冬の名曲が多数盛り込まれた、ファン垂涎(すいぜん)のメドレーとなっている。

また、1978年に「SHIONOGI MUSIC FAIR」で沢田研二と共演する際にユーミンが書き下ろした楽曲「静かなまぼろし」を沢田と歌唱する秘蔵映像を公開。当時の思い出が明かされる。さらに、現在“石川県観光ブランドプロデューサー”を務めるユーミンは、愛する土地・石川県への祈りを込めて「春よ、来い」を歌唱する。

3月9日・第2弾は、松田聖子が4年ぶりに出演。「赤いスイートピー English Jazz Ver.」ほか、ニューアルバム「SEIKO JAZZ 3」からの楽曲を届ける。エリック・クラプトンやフィル・コリンズなどのアーティストとのコラボレーションアルバムのプロデューサーである世界的ベーシスト、ネイザン・イーストが今回の収録のために来日。クラプトンの名曲「Tears In Heaven」で共演する。上質なセッションとなったステージは必見だ。

番組を担当する浜崎綾チーフプロデューサーは「『MUSIC FAIR』のおめでたい節目なら!と、出演をご快諾いただいたユーミン、松田聖子さんをはじめとするそうそうたるアーティストの皆さま、本当にありがとうございます」と感謝を述べ、「番組旗揚げ当初から、“独自のコラボレーション” “番組オリジナル性”を非常に大切にしており、ご出演にあたっては大変な労力と緊張感があったことを皆さま懐かしそうに、いとおしい思い出として語っていただけるのは大変ありがたいことだと、あらためて感じました。アーティストの皆さまと共に60年、3000回積み重ねてきた“『MUSIC FAIR』らしさ”はこの先も変わることはありません。どうか“変わらぬまま進化し続ける”日本最長寿音楽番組『MUSIC FAIR』にこれからもご注目ください!」とアピールしている。

スーパースターの2週連続の特集で幕を開ける「SHIONOGI MUSIC FAIR」3000回記念SP。これまでに例を見ない9週にわたる特大のスペシャルウィークでは、松任谷、松田に加えて、さらなる日本を代表する豪華なアーティストの登場や、記念コンサートも控えている。

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