乳児施設で女児にわいせつ行為、撮影も…容疑の25歳元職員、3度目逮捕 「やった、やらないは弁護士に相談」

埼玉県警察本部=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県警少年課と行田署の合同捜査班は19日、強制わいせつと児童買春・ポルノ禁止法違反(製造・公然陳列)、わいせつ物頒布の疑いで、元施設職員で、大阪府豊能町新光風台5丁目、無職の男(25)=強制わいせつ罪などで起訴=を再逮捕した。

 再逮捕容疑は昨年3月14日午後7時32~48分ごろ、県内の乳児施設で入所女児(2歳以下)の体を触るなどのわいせつな行為をした上、行為などを自身のスマートフォンで撮影し、保存。後日、同画像を交流サイト(SNS)に投稿するなどした疑い。「逮捕された意味は分かりました。やった、やらないは弁護士に相談して決めます」と供述しているという。

 少年課によると、昨年3月末にSNSに投稿された同画像を県外のボランティア団体職員が発見し、県警本部に通報したことで発覚。男は同様の犯行で、これまでに2度逮捕されていた。

 男のスマホからは撮影したとみられる幼い女児の動画や静止画が約1200点確認されており、20人以上が被害に遭っていたとみられている。

 男は埼玉県内の施設を退社後、県外の保育施設にも勤務していて、県警は同じような手口で犯行を重ねていたとみて捜査している。

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