最後の謎を、あなたは目撃する―。『JFK/新証言』知られざる陰謀【完全版】

昨年11月17日に劇場公開され、その濃密かつセンセーショナルな内容から、メディアのみならずSNS上でも映画ファンを中心に物議を醸した衝撃のドキュメンタリー『JFK/新証言 知られざる陰謀【劇場版】』。

スターチャンネルは、世界を震撼させたJFK暗殺事件の新たに解禁された数百万ページにおよぶ機密解除文書の中から“真実”と思われる重要な発見を白日の下に晒し、主要メディアが無視し続けてきた陰謀の真相をあぶり出した約120分の【劇場版】よりも、さらに緻密に証拠を追求した究極のバージョン『JFK/新証言 知られざる陰謀【完全版】』として、1話約60分の4話構成で独占放送&独占配信が決定した! また、【劇場版】の日本語吹替版の放送も決定し、オリヴァー・ストーン監督のボイスオーバーキャストには、声優の堀内賢雄に決定! 本作に向けてコメントが到着した。「なぜかケネディ暗殺の渦中にいるような気持ちに苛まれるほど」と衝撃を受けた、堀内賢雄のコメント通り、まるでJFK暗殺事件の真相を辿る渦中にいるような臨場感、【劇場版】では明かされなかったさらなる新証言がついに明らかに。

(C)2021 Camelot Productions, Inc. All rights reserved. Photo: John F. Kennedy Presidential Library, National Archives

■堀内賢雄(声優/『JFK/新証言 知られざる陰謀【劇場版】』ボイスオーバー)
「今回の作品は、ドキュメンタリータッチで描かれるオリヴァー・ストーン監督の衝撃作です。私は監督のボイスオーバーを担当させていただきました。収録が終わり、なぜかケネディ暗殺の渦中にいるような気持ちに苛まれるほど、この作品は衝撃的で、これまで解明されていなかった真実が暴かれています。まさにオリヴァー・ストーン監督渾身の作品、皆様真実を感じてください。お楽しみに。」

■『JFK/新証言 知られざる陰謀【完全版】』見どころ
1.『JFK』を撮った巨匠オリヴァー・ストーンの執念の企画
『プラトーン』(86)でアカデミー賞作品賞・監督賞を受賞し、その後も『ウォール街』(87)、『7月4日に生まれて』(89)と骨太なテーマとエンタテインメントを融合させる傑作を送り続けてきたオリヴァー・ストーンが、綿密な調査に基づく独自の視点から、ケネディ暗殺の真相に迫った『JFK』は、そのセンセーショナルな内容から世界的な大ヒットを記録。日本でも1992年に公開された洋画作品の配給収入(※当時)で4位。3時間9分という長尺で「日本では難しいのでは?」という映画会社の予想を、いい意味で裏切った。この映画のヒットにより、日本でもケネディ大統領の「JFK」という呼称が定着したのだ。同作はアカデミー賞8部門にノミネートされ、2部門(撮影賞、編集賞)で受賞を果たす。ケビン・コスナーが演じる地方検事ジム・ギャリソンが、ケネディ暗殺事件の捜査に人生を捧げ、事件の陰にCIAや大物政治家、マフィアの暗躍があったことも示唆する『JFK』は、ストーン監督による想像、つまりフィクションの要素も含まれたが、本作によってケネディ暗殺事件は再び脚光を浴びることになる。
映画公開の翌年(1992年)、アメリカ議会がジョン・F・ケネディ大統領暗殺記録収集法を可決。これによって数百万ページにおよぶ文書が機密解除された。ケネディ暗殺事件は研究者や民間コミュニティによって新たな調査が活気を帯びるものの、メディアによるケネディの死の“神聖化”の動きもあり、結局のところ真実はわからないまま年月は過ぎていく。
停滞する動きに不満を募らせていたオリヴァー・ストーン、そして『ワールド・トレード・センター』(06)『スノーデン』(16)で彼と組んだプロデューサーのロブ・ウィルソンが、満を持して完成させたのが、このドキュメンタリー『JFK/新証言 知られざる陰謀』である。

2.証言の「点」が事件全体の「線」となるミステリーの構成
ジョン・F・ケネディが平和を訴えるスピーチで始まる本作は、1963年のあの日、大統領の悲報を聞いた人々の反応、その直後のオズワルド逮捕、殺害を当時の映像でたたみ込むように展開。息もつかせぬ冒頭から観る者の心を鷲掴みしてしまう。
そして暗殺事件から55年後の2018年。ダラスを訪れたオリヴァー・ストーン監督が吐露する強い思いから、真実への「新たな章」が幕を開ける。ケネディの命を奪った銃弾の特徴、銃撃の方向、オズワルドの現場からの逃走経路、病院での検死やFBIの報告を細かく再検証しながら、事件直後、真相を調査するために組織されたウォーレン委員会の報告の矛盾を突きつけていく。検視で撮影されたケネディの遺体や、当時の映像、さらに1991年の『JFK』のクリップも使いながら、ストーン監督が引き出す新たな証言の数々は、ひとつひとつのピースがつながる、つまり「点」が「線」となる極上のミステリーのスタイルだ。そして中盤から終盤にかけては、オズワルドとキューバやソ連(当時)の関係、FBIやCIAの暗躍も明らかになっていき、キューバ危機、ピッグス湾侵攻、ベトナム戦争という歴史的事件ともリンクし、ケネディの暗殺が「必然」だった説が浮上。証言を心に刻みながら、背筋の凍る瞬間が何度か訪れる。新たな証言のためにストーン監督がアプローチしたのは、検視に関わった医師の元同僚、法医学者、歴史学者、暗殺事件やケネディに関する著作のある作家、暗殺記録再評価委員会のメンバー……と多岐に渡り、ジョン・F・ケネディの弟で、兄の死の5年後にやはり暗殺されたロバート・ケネディの息子も、一族を代表して登場する。このロバート・ケネディ・ジュニアは弁護士だが、2024年のアメリカ大統領選の民主党指名候補争いに出馬を表明するなど“時の人”である。本作の【劇場版】の上映時間は118分だったが、さらに詳細かつ、詰め込まれた膨大な情報量で圧倒し続けるのが、この『JFK/新証言 知られざる陰謀【完全版】』の持ち味である。

3.事件から60年。今、このタイミングで観るべき意義
撮影監督を務めたのは、ストーン監督の『JFK』など3度のアカデミー賞撮影賞に輝いたロバート・リチャードソン。またナレーションを、ハリウッドを代表する名優のウーピー・ゴールドバーグ、ドナルド・サザーランドが担当。サザーランドは『JFK』のクライマックスの重要なシーンで、主人公ジム・ギャリソンにケネディ暗殺の真相を“匂わせる”X大佐(ミスターX)を演じており、最高のキャスティングとなった。日本でも2022年、安倍晋三元首相が殺害される事件が起こり、さらに翌年2023年、未遂ながら現職の岸田文雄首相の命も狙われ、改めてケネディ暗殺事件からの地続きを感じている人も多いはず。またここ数年、世界を揺るがす大事件から、有名人のスキャンダルに至るまで、メディアが伝える情報が本当に正しいのか、忖度や陰謀で事実が隠されているのではないか……という不安も増大している。このような社会状況において、新たな証拠から真実を炙り出そうとする『JFK/新証言 知られざる陰謀』は、まさに“今こそ観るべき”一本なのだ。

世界を震撼させた暗殺事件から60年を経て、20世紀最大のミステリーがどのような結末を示すのか。あるいは、さらに疑惑の闇は広がっていくのかーー。真実を見極める役割は、われわれ一人一人に託される。

(C)2021 Camelot Productions, Inc. All rights reserved. Photo: John F. Kennedy Presidential Library, National Archives

◆『JFK/新証言 知られざる陰謀【完全版】』(1話約60分/全4話)独占放送&配信決定!
【放送】スターチャンネル 【STAR1 字幕版】4月18日(木)より毎週(木)23:00 他 ※4月14日(日)13:00より 字幕版 第1話 無料放送
【配信】スターチャンネルEX <字幕版>4月18日(木)より毎週木曜1話ずつ更新
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