茨城県の大井川知事が入院・手術 転倒し頭部に血腫 テレワークで公務対応【更新】

大井川和彦茨城県知事

茨城県は20日、大井川和彦知事(59)が転倒して頭を打ち、入院して頭蓋内の血腫を取り除く手術を受けたと発表した。術後の経過は順調で、当面は入院先から職員と連絡を取りながら、テレワークで公務に当たるため、県政運営に支障はないとしている。

県秘書課によると、大井川知事は17日に体調不良を訴えて受診。急性硬膜外血腫と診断され、同日、血腫除去の手術を受けた。

日常的な会話や一人での歩行はできる状態という。職務代理者は置かず、職員とは電話などを通し、一部の公務を行っている。退院予定日は、今後の状況を踏まえて決める。

新年度当初予算案などを審議する29日開会の定例県議会への対応については、現時点で未定としている。22日の同予算案に関する記者会見は中止とするほか、24日の海外誘客イベントなど外部会合への出席といった一部公務は副知事が代理で対応する。

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