ソフトバンク野村勇が「左坐骨疲労骨折」 リハビリ組へ移管、全治は未定

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2年続けて下半身の故障

ソフトバンクは20日、所属する野村勇の診断結果を発表。検査の結果、「左坐骨疲労骨折」が判明した。

野村は香川の寒川高から拓殖大、社会人・NTT西日本を経て2021年のドラフト4位でソフトバンクへ入団。走攻守の3拍子が揃い、加えて内野の複数ポジションを守ることができるユーティリティ性を買われ、1年目から一軍で97試合に出場した。

しかし、レギュラー獲得に期待がかかった昨季はキャンプで下半身のコンディション不良からリハビリ組に回り、プロ野球開幕の3月31日に内視鏡下椎弓形成術を受ける。その影響もあり、一軍出場数は50試合と約半減。打率.160と苦しい戦いを強いられた。

悔しさを糧に、逆襲に燃える中で迎えた3年目の春。小久保裕紀新監督へのアピールが待たれるところだったが、左下肢のコンディション不良により早々に別メニュー調整を強いられてしまう。待ち受けていたのは、2年連続の下半身の故障だった。

球団発表によると、復帰時期は「未定」。21日からはリハビリ組に回ることが決まった。2年続けての苦境となったが、ここから這い上がって復活を果たすことができるだろうか。



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