「今年は早めに卒業式が…」ハクチョウの北帰行、暖冬で1か月早まる 福島・猪苗代湖

福島県の猪苗代湖では、春の訪れを告げるハクチョウの北帰行が例年より1か月ほど早く始まっています。

20日朝の猪苗代湖。県内で冬を越したハクチョウたちが、ロシア北東部へと帰っていく北帰行が始まりました。猪苗代湖の自然を守る会の鬼多見賢さんによりますと、例年、北帰行が始まるのは3月中旬ですが、今年は暖冬の影響で1か月ほど早いということです。ハクチョウたちは真っ白な羽を広げて、およそ4000キロの長い旅へと飛び立っていきました。

猪苗代湖の自然を守る会・鬼多見賢さん「(例年は)小中学校の卒業式が終わる頃ハクチョウも卒業式だが、早めに卒業式が来てしまいちょっとさみしい気持ち」

ハクチョウの北帰行は、1か月ほど続くということです。

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