日経平均、“利食い”優勢で続落…106.77円安の「38,363.61円」で取引終了【2月20日の国内株式市場概況】

2024年2月20日(火)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

2月20日の日経平均株価は、米国株市場が休場だったこともあり材料乏しく、方向感を欠く展開となりました。午前中に一時270円ほど上昇するも買いは続かず、前日比106.77円安の38,363.61円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが94銘柄、値下がりが131銘柄。

日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、リクルートホールディングス〈6098〉、レーザーテック〈6920〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ファナック〈6954〉、SMC〈6273〉、中外製薬〈4519〉、オムロン〈6645〉、安川電機〈6506〉となりました。

また、東証プライム市場の売買高は16億1,100万株、売買代金は4兆4,390.25億円となり、前日と比べて増加。

業種別では、機械、海運業、医薬品、鉄鋼、電気・ガス業などが上昇した一方、保険業、パルプ・紙、水産・農林業、証券業、サービス業などが下落しました。

東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がスノーピーク〈7816〉で+150円(+15.18%)の1,138円、2位が佐鳥電機〈7420〉で+297円(+13.11%)の2,563円、3位が日東紡績〈3110〉で+495円(+10.09%)の5,400円となりました。

一方、値下がり下位は、1位が三井E&S〈7003〉で-86円(-6.93%)の1,155円、2位が平和堂〈8276〉で-131円(-5.97%)の2,064円、3位が静岡ガス〈9543〉で-56円(-5.81%)の908円で取引を終えました。

なお、年初来高値を更新したのは145銘柄、年初来安値を更新したのは5銘柄でした。

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