猫に顏を枕にされて身動きが取れず「ものすごく幸せ」 目をケガした元野良猫は元気に成長していた

寝息を立てながら飼い主さんの顔の上で熟睡する愛猫。

引用元:@feelingoods1

写真は、X(旧Twitter)ユーザー@feelingoods1さんの愛猫・どんくん(取材当時5才)です。飼い主さんがリビングで横になってテレビを見ていると、のしのしと胸の上に乗ってきて眠り始めました。

しばらくするとどんくんは、飼い主さんのかけていた毛布が暑かったのか、毛布から顔を出してほっぺたを枕代わりにして寝直します。愛猫が顔にしがみつきながら熟睡する幸せな光景に、羨望の眼差しが向けられました。

テレビが見づらいけど幸せ

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冒頭の写真を撮影するときに、どんくんを起こさないよう、この体勢のまま撮ったので腕がプルプルしたそうです。

飼い主さん:
「この写真は出張中の主人に送るために撮影しました。ピューピューと寝息を立てているのが、とてもかわいかったです。
頬にヒゲがあたってくすぐったいのを我慢しつつ、顔を横向きにしたまま30分くらい身動きが取れませんでしたが、ものすごく幸せでした」

どんくんも密着して、ギュッとしてほしそうだった

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どんくんにはアレルギー症状があり、この日も唇の腫れと胴体の舐め壊しがあったため、洋服を着せていました。

飼い主さん:
「どんちゃんは、ふだんから体に寄り添って眠ることが好きです。
とくに洋服を着ているときは動きにくくて不安になるのか、極度の甘えん坊になって、人の体の上に乗ろうとしてきます。それもあって、この日はとくに甘えてきたようです。密着してギュッとしてもらいたいのかなと感じました」

信頼されたことが嬉しい

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この投稿を見たフォロワーからは、「かわいい」「うらやましい」「首に回っている前足がたまりません」という反応が。猫飼いさんのなかでも顔に乗られることは珍しいらしく、「信頼してくれているんだな~」と実感できたことが飼い主さんは嬉しかったそうです。

どんくんは元保護猫 目に傷も負っていた

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そんなどんくんとの出会いは5年前の道端でした。

飼い主さん:
「夫が、飲んで帰宅する途中に猫の鳴き声を聞き、探すと目に怪我をした白い子猫がいたので家へ連れ帰ってきました。
右眼はつぶれて開かず、左眼も眼球が損傷している状態だったので、両目を失うのか心配でしたが、病院に連れて行くと片方は救えそうと言われ安心したのを覚えています」

成長するどんくん、大きくなって変化を感じることもある

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突然の出会いから5年以上の月日が経ち、飼い主さんはどんくんにいろんな変化を感じるそうです。

飼い主さん:
「昔から変わらずおしゃべりで、遊ぶのが大好きです。元々甘えん坊でしたが、リモートワークになり一緒にいる時間が長くなってからは、密着度が増した気がします。
小さいときは白っぽかったのですが、日に日に背中が茶色くなってきました。季節によって色の見え方が薄くなったり濃くなったりするので、そこも面白いです」

素敵な飼い主さんに保護されたどんくんは、飼い主さんの温もりを感じながら幸せに暮らしています。

写真提供・取材協力/@feelingoods1さん/X(旧Twitter)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/小崎華

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