「悩んでいる」「言い訳はできないが...」三笘薫へ“恐怖のタックル”、敵将の発言にブライトン地元メディアは苦言「驚きだ」

2月18日のプレミアリーグ第25節、ブライトンがシェフィールド・ユナイテッドに敵地で5-0と大勝を飾った試合で、三笘薫は左膝に敵DFメイソン・ホルゲイトから危険なタックルを受けた。

“恐怖のタックル”に対し、ジェイミー・レドナップやアラン・シアラーなどの元選手から痛烈な批判の声があがるなか、ブライトンの地元メディア『Sussex Express』は、敵将のクリス・ワイルダーが「悩んでいる」と発言したと伝えた。

「彼はチームメイトに謝罪しており、それ(間違っていたこと)を理解している。経験豊富なプロだ」

そう切り出した指揮官は、「彼は間違っている。我々は競争力を持ってほしいし、タックルに勝ってほしい。受け身な試合をすることはできない」としたうえで、こう述べている。

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「これは競争的な試合であり、接触しないゲームではない。我々はそれを正しく理解する必要があり、メイソンも正しく理解する必要がある。私は悩んでいる。非常に激しいチャレンジだったのは理解している。ゲームは進歩した。一方で、進歩を望まず、物理的な接触や過剰なパワーを好む人もいる」

指揮官は「ボールを奪い、そのような形でタックルするのは受け入れられないとみなされる。言い訳するのではなく、主審はすぐにイエローカードを与えたが、モニター(オンフィールドレビュー)に行って速度が落ちている映像を見て、誰かが耳元でレッドカードだと言っているのを見た」と続けている。

こうした発言を『Sussex Express』は「驚きだ」と伝えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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